アイアンとはどんなゴルフクラブ?その特徴と種類を詳しく解説します!

ゴルフ

ゴルフクラブの1種で、ラウンド中に使う場面が多いアイアン。初心者のなかには、アイアンがどんなゴルフクラブなのか気になる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ゴルフのアイアンについて詳しく解説します。アイアンの特徴や種類、初心者の人におすすめの選び方もご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

※スポドアはアフィリエイト広告を利用しています。
スポンサーリンク

アイアンとは?

出典:https://unsplash.com/ja

アイアンとはゴルフクラブの1種で、飛距離よりも狙った距離を正確にだすことを重視したクラブです。ヘッドの部分がチタンやステンレスなど鉄製の素材を使用していることから、アイアン(iron)と呼ばれています。ゴルフクラブを大きく分類するとウッド・アイアン・パターの3種類あり、アイアンはコース中に8~9本持ってプレーする人が多く使用頻度が高いです。

アイアンは1~9番まで分かれており、1~4番がロングアイアン、5~7番がミドルアイアン、8・9番がショートアイアンと呼ばれています。さらに、バンカーやラフから脱出する際に活躍するウェッジもアイアンのひとつです。

スポンサーリンク

アイアンの特徴

出典:https://unsplash.com/ja

アイアンは操作性に優れていて、グリーンやピンを狙うショットなど飛距離を調整しやすいのが特徴です。フェアウェイ・ラフ・バンカーだけではなく、ショートホールの第1打に使用されるなどさまざまなシーンで活躍します。

アイアンは番手ごとにロフト角が異なっていて、ボールを上に上げやすいのも特徴のひとつです。バンカーや傾斜のある場所からボールを上にあげて、上から落としてボールを止めるようなショットを狙うことができます。

スポンサーリンク

アイアンの種類

アイアンはヘッドの形によって4種類あります。それぞれの特徴やメリットも詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

マッスルバック

マッスルバックはボールを打点する部分のフェースの裏側に厚みがあり、アイアンの中でもヘッドのサイズが小さいです。操作性が高くボールのスピンをコントロールしやすいので、自分の打ちたい方向に打ち分けやすいのが特徴。打感がよく距離感をつかみやすいメリットがあることから、上級者に選ばれやすいです。

しかし、ヘッドが小さいため芯を捉えるのが難しく、飛距離がでない・曲がりすぎる・ダフってしまうなどミスショットが多くなります。アイアンを使うのに慣れてきたら選ぶのがおすすめです。

キャビティバック

フェースの裏側(バックフェース)を削り、削った部分の重量を外周分に配置しているのがキャビティバックアイアンです。マッスルバックよりヘッドのサイズが大きいので芯を外しても飛距離が落ちにくく、ヘッドもブレにくいのでミスに強いのが特徴。操作性や打感も優れているので、スキルを上げたい中級者におすすめのモデルになります。

ポケットキャビティ

ヘッドのサイズが大きく芯も広い、飛距離をだしやすいモデル。バックフェースを削りますがキャビティバックより肉厚で、削った部分がポケットの形状からポケットキャビティと呼ばれています。削った部分をバックフェース下部に配置しているため、低重心でソールに厚みがあるのが特徴です。ボールを上げやすい・真っ直ぐ飛ぶ・ダフリにくい・ミスに強いなど、初心者が使いやすいメリットがあります。

中空

中空構造はヘッドの内部が空洞になっている、またはバックフェースの削った部分に蓋をしたモデルのアイアンです。バックフェースの削った部分をヘッドの外側に配置しているため、スイングしてもヘッドがブレにくくミスが出にくいのが特徴。空洞部分に金属や樹脂など重さの違う素材を入れて、打感や操作性を追求したクラブも増えています。

ヘッドが大きめでミスが出にくいタイプは初心者におすすめですが、ヘッドが小さく操作性を重視したタイプは上級者向けなど、メーカーによってもさまざまです。公式サイトや試し打ちなど、しっかり確認してから選びましょう。

アイアンの選び方

次に、アイアンの選び方をご紹介していきます。

ヘッド

出典:https://unsplash.com/ja

アイアンを選ぶ際は、自分のスキルによってヘッドを選ぶのが重要です。ゴルフを始めたばかりで慣れていない初心者の人には、ポケットキャビティや中空アイアンがおすすめ。芯が広くダフったりミスショットに強く、ボールが真っ直ぐに飛ぶ感覚を覚えられます。また、中空アイアンは初心者でも簡単にメンテナンスができるのもメリットです。

ゴルフに慣れてきて、操作性やボールをコントロールしたい中級者にはキャビティバックアイアンがおすすめ。フェースが広めでミスにも強く、ポケットキャビティや中空アイアンよりコントロールできます。マッスルバックは操作性・打感・距離感をつかみやすいですが、フェースが小さく扱いが難しいのでスキルが上がってから選ぶようにしましょう。

ロフト角

出典:https://unsplash.com/ja

ロフト角とは、アイアンを地面と垂直にしたときのフェースの傾き度合いを示すものです。ロフト角が大きいとボールが上がりやすいですが飛距離が出なくて、ロフト角が小さいと飛距離は出ますが弾道が低くなります。番手によってロフト角が決まっているわけではなくメーカーによってさまざまなので、自分に合ったロフト角を見つけるのが重要です。

ロフト角を決める際は、自分のヘッドスピードに合わせたロフト角を選びましょう。自分のヘッドスピードが40m/sより低い場合は、基本的な7番アイアンだとロフト角は28~30度がおすすめです。40m/sより高い場合は、25度前後のストロングロフトアイアンが使いやすくなります。ゴルフショップで自分のヘッドスピードを計測してから選んでみてください。

ソールの幅

出典:https://unsplash.com/ja

ソールとはゴルフクラブのヘッドの底面を指していて、ソールの幅によってボールの弾道や打ちやすさが異なります。初心者の人はボールを上げやすくダフリなどのミスショットに強い、ソールの幅が広いアイアンがおすすめです。ソールの幅が広いと重心の位置が深くなるためボールが上がりやすく、芝の上をソールが滑るのでダフリしにくくなります。

スキルが上がってミスが減ってきたら、上級者向けのソールの幅が狭いアイアンを選ぶのがよいでしょう。操作性が高くボールを曲げやすくなり、弾道をコントロールしたいときに活躍します。

シャフト

アイアンのシャフトは、スチールシャフトとカーボンシャフトの2種類あります。重量がありヘッドがブレにくいスチールシャフトは、パワーがある人や上級者向け。カーボンシャフトは軽量でしなりがあり、パワーがなくても飛距離を出しやすくボールも上げやすい特徴があります。初心者や筋力に自信がない人は、カーボンシャフトが軽量で扱いやすいのでおすすめです。

ゴルフ初心者のアイアンの練習は何番がおすすめ?

出典:https://unsplash.com/ja

ゴルフを始めたばかりの初心者の人は、7番アイアンで練習するのがおすすめ。ゴルフクラブにはウッド・アイアン・パターと分類されており、それぞれ飛距離や長さが異なり役割も違います。全てのゴルフクラブの中で、7番アイアンはちょうど中間の長さです。長くも短くもなく平均的で、基本的なスイングを練習するのに向いています。

打ちっぱなしで練習する際は、全力で振るのではなくハーフスイングで練習しましょう。クラブを軽く振り、スイングの形とボールの当たる感覚を覚えることが大切です。7番アイアンでフルスイングしてボールが飛ぶようになってきたら、5番アイアンやショートアイアンで違いを確認していきましょう。

まとめ

ここまでアイアンとはどんなゴルフクラブなのか解説してきましたがいかがだったでしょうか。フェアウェイ・バンカー・グリーン周り・ラフなど使用する場面が多いので、実際に触ってみて自分に合ったアイアンを見つけるのが重要です。お気に入りのアイアンを見つけて、ゴルフ場デビューしてみてくださいね。

※本記事に掲載されている内容はリサーチした時点の情報であるため、現時点の情報と異なる場合があります。
 最新の情報や詳細等については、各ホームページ・公式サイトよりご確認ください。