ドライバーとフェアウェイウッドの違いとは?シャフトや打ち方も詳しく解説します!

ゴルフ

ドライバーとフェアウェイウッドは、ゴルフクラブでよく使用されます。ゴルフを始めたばかりの人は、どんな違いがあるのか気になる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ドライバーとフェアウェイウッドの違いを解説します。シャフトの硬さや重量、打ち方まで詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。

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そもそもドライバーとフェアウェイウッドとはどんなゴルフクラブ?

出典:https://unsplash.com/ja

ゴルフクラブを大きく分類すると、ウッド・アイアン・パターの3種類に分けられます。その中のウッドはヘッドが木で作られていたことからウッドと呼ばれ、飛距離を出すために設計されたゴルフクラブです。ウッドは1~9番まで番手があり、1番ウッドをドライバー(Driver)、1番以外の2~9番ウッドをフェアウェイウッドと呼びます

ドライバーはゴルフクラブの中で1番飛距離を出せて、ティーアップしてショットするのが特徴です。フェアウェイウッドは芝の上から打ち、ドライバーの次に飛距離をだせるゴルフクラブになります。ドライバーはミドルホールやロングホールなど、使用する頻度も多いです。

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ドライバーとフェアウェイウッドの違い

ドライバーとフェアウェイウッドの違いを解説していきます。打ち方や使う場面も違うので、選ぶ際の参考にしてみてください。

役割

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ドライバーとフェアウェイウッドは、役割も違います。ドライバーは1番飛距離を出せる設計なので、ティーグラウンドから打つ最初の1打目に使用するクラブです。ゴルフは全部で18ホールあり、そのうち14ホールが距離の長いミドルホールとロングホールなのでドライバーを使用します。

一方で、フェアウェイウッドはミドルホールとロングホールの2打目に使用することが多いです。1打目にドライバーでフェアウェイにのせてから、2打目に芝の上から打ちます。距離の短いショートホールや、ドライバーでは曲がりすぎてしまうときのティーショットで活躍するなど使用頻度も高いです。

構造

ドライバーとフェアウェイウッドは、使う場面が異なるので構造も違います。構造の違いを3つに分けて詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

ヘッドのサイズ

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ドライバーとフェアウェイウッドは、ヘッドのサイズも違います。ドライバーは飛距離を出せるようにクラブの全長が長くヘッドスピードも速いため、ミスがでにくくなるようにフェアウェイウッドと比較するとヘッドのサイズが大きいです。フェアウェイウッドは2打目に芝の上から打つため、ドライバーほどヘッドが大きいと芯を捉えるのが難しいのでヘッドが小さくなります。

ロフト角

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ロフト角とは、地面とシャフトを垂直にしたときに発生するフェースの傾き度合いのことを指します。ドライバーは9~11度前後であるのに対して、フェアウェイウッドのロフト角は15度前後が多いです。ロフト角が小さいほど弾道が低く前方に飛ばせるので、ドライバーの方がロフト角が小さくなります。

一方、フェアウェイウッドはドライバーよりロフト角が大きいです。ロフト角が大きいほどボールが高く上がりやすいので、距離を調整するためにフェアウェイウッドは番手ごとにロフト角が大きくなります。プロやアマチュアの人でも多く使用されて打つのが難しい3番ウッド(スプーン)はロフト角が15度前後、初心者が使いやすい5番ウッド(クリーク)は18度前後です。

シャフト

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ドライバーとフェアウェイウッドは、シャフトも違います。シャフトの長さ・硬さ・重量・振動数・調子など、クラブによってもさまざまです。基本的にドライバーのシャフトは飛距離を出すために、フェアウェイウッドより長く軽量になります。フェアウェイウッドは正確なショット必要になるので、シャフトが短めで重量がある設計です。

構え方

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ドライバーとフェアウェイウッドは、構え方も違います。ドライバーは肩幅よりやや広めのスタンス幅でボールの位置は左側に置くのに対して、フェアウェイウッドはドライバーより少し狭めのスタンス幅にボールの位置も若干中央寄りに置くのが特徴です。

ドライバーは飛距離を出せるようにシャフトが長くスイングも大きいので、体を安定させるためにスタンス幅を広めにします。飛距離が短くなるごとにスイングが小さくなり、フェアウェイウッドは芝の上でダウンブローのスイングをするためスタンス幅もドライバーより狭くボールも中央寄りです。体の柔らかさやスイングの大きさによっても異なるので、自分の打ちやすいポイントを探しましょう。

打ち方

ドライバーとフェアウェイウッドは打ち方も違いがあります。アッパーブローとダウンブローの2種類あるので、正しいスイングを覚えましょう。

アッパーブロー

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ドライバーの打ち方は、スイングが最下点を過ぎてからヘッドが上昇を始めたところで打つアッパーブローです。ティーアップしてボールが高い位置にあるので、下から打ち上げるように打つアッパーブローになります。ダウンブローで打つとスピン量が増えることでボールが上がりすぎて、飛距離が出なくなるのでアッパーブローが必要です。

ダウンブロー

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フェアウェイウッドの打ち方は、スイングが最下点に到達する前や下に向かう途中で打つダウンブローです。また、ヘッドのソールが芝の上を滑るように横から払い打ちする方法もあります。フェアウェイウッドはドライバーよりも飛距離ではなく方向性が重要なので、スイングが小さいです。ロフト角を利用してバックスピンをかけてボールを高く上げるのが目的で、芝の上で打つ際はダウンブローになります。

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ドライバーとフェアウェイウッドのシャフトは同じがいい?

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シャフトには、ヘッド専用に設計され最初からクラブに装着されている「純正シャフト」と、シャフトメーカーが設計した個性のある「カスタムシャフト」があります。カスタムシャフトがあるので、ドライバーとフェアウェイウッドのシャフトを揃えた方がいいのが疑問を持つ人も多いです。基本的には、ドライバーとフェアウェイウッドのシャフトを同じにしても問題ありません。また、メーカーによってシャフトの硬さの基準が異なっているので、メーカーは揃えるのが無難でしょう。

ただし、重要なのは自分のスイングに合ったシャフトを選ぶことです。自分に合ったシャフトは飛距離の伸びや振り心地、ミートのしやすさやタイミングのとりやすさなどメリットが多くあります。まずは、自分のスイングの形を安定させて打ちたいボールの方向性を確立させてから、さまざまなシャフトを実際に触って確かめてみるのがよいでしょう。

まとめ

ここまでドライバーとフェアウェイウッドの違いを解説してきましたがいかがだったでしょうか。それぞれ役割や構造なども違うので、ラウンド中に使い分ける楽しみもできますよね。自分のお気に入りのゴルフクラブを見つけて、ゴルフライフを満喫してみてください。

※本記事に掲載されている内容はリサーチした時点の情報であるため、現時点の情報と異なる場合があります。
 最新の情報や詳細等については、各ホームページ・公式サイトよりご確認ください。