野球を楽しむ方にとって必須のグローブ。少しでも費用を抑えて扱いやすいグローブを手にいれたいと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、遊び用から少年野球・草野球に適した安い軟式グローブの選び方や人気の商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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そもそも軟式グローブとは?硬式グローブと何が違うの?
軟式グローブは軽量で、革が薄くてやわらかいのが特徴です。値段が安いのも魅力の一つ。一方で、硬式グローブは重量があり、革が厚くて硬いのが特徴です。主に高校・大学・プロ野球などで使用されています。
初心者の方や親子・カップル・友人でのキャッチボールから少年野球・草野球を楽しむ方は軟式グローブを使用するのがおすすめです。
安い軟式グローブの選び方
ここでは、ポジション・利き腕・サイズ・用途・メーカーの5つのポイントに分けてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ポジションで選ぶ
ポジションによってグローブの形が異なります。自分の守備位置が決まっている方は、守備位置に適したものを購入するのがおすすめです。
ピッチャーなら「投手用グローブ」を
ピッチャーは球種が相手にバレてしまうと簡単に対応されてしまいます。そのため、グローブの中で握りを変えても周りから見えないように作られている「投手用グローブ」を使用するのがおすすめです。ピッチャーが不利になるのを防ぐことができます。
キャッチャー・ファーストにつくなら「ミット」を
キャッチャーやファーストは、他のポジションよりボールを捕るという動作が多いので「ミット」と呼ばれる専用のグローブを使用します。
キャッチャーミットは、皮が厚くて捕球場所が浅いのが特徴。衝撃を和らげられるので、投手の速い球もしっかり受け止められます。ファーストミットは、大きくて長さがあるのが特徴です。広範囲のボールを捕るのに適しています。
セカンド・ショート・サードにつくなら「内野手用グローブ」を
内野手は捕球だけでなく素早い送球も求められます。そのため、小回りを重視してポケットの部分を浅めにして、普通のグローブより小さく作られています。さらに、内野手用のグローブでもそれぞれ微妙に作りが違うので、しっかりチェックしてから購入しましょう。
レフト・ライト・センターにつくなら「外野手用グローブ」を
外野手は守備範囲が広く、大きなフライやゴロを捕球する場面が多いです。そのため、普通のグローブより大きく、キャッチしやすいようにポケット部分が広く・深くなっています。また、指が大きく開くようなつくりになっているので、より遠くの打球をキャッチしやすくなっているのも特徴的です。
特定のポジションが決まってないなら「オールラウンド」を
「オールラウンド」のグローブは、全てのポジションで使用できるグローブです。しかし、バランス良く作られていますが、専用グローブと比べると使い勝手が劣ります。そのため、遊びで使う場合やこれから野球を始めるという方におすすめです。
利き腕で選ぶ
野球用のグローブは、各メーカーから右利き用と左利き用の2種類用意されています。基本的な形状は変わりませんが、適切なものを選ばなければ違和感を感じる場合も。そのため、自分の利き腕に合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。
サイズで選ぶ
野球用グローブのサイズには、ジュニア用と大人用が存在します。サイズが大きすぎると動かしにくく、プレーに影響が出る可能性も。可能であれば、実際に着用してサイズを確かめてから購入するのがおすすめです。
用途に合わせて選ぶ
本格的に野球をするのと、週末のレジャーで野球をするのとでは用意する道具が異なります。自分がどんな野球をしたいのかに合わせてグローブを選ぶようにしましょう。
キャッチボールには「オールラウンドタイプ」のものを
親子・カップル・友人と野球で遊ぶ用に使うなら、汎用性の高いグローブがおすすめです。合成皮革やPVCなどの素材で作られているグローブは低価格なものが多いので、気軽に購入できます。
少年野球・高校野球など公式戦にでるなら「規定に当てはまるタイプ」を
公式の大会に出る場合は、大会規定から外れているグローブは使用できません。そのため、購入する際は規定に当てはまるかどうかしっかりチェックしてから選ぶようにしましょう。
草野球を楽しむなら「好みのデザイン」を
草野球で使用するグローブは、自分好みのものを選びましょう。公式の大会に出ないのであれば、規定を気にせずにカラフルなカラーやおしゃれなデザインのものを使用できます。また、天然皮革のものを選ぶと、耐久性が高いので長く使用できるのでおすすめです。
プロを目指すなら「オーダーメイド」を
プロ野球選手を目指している方には、オーダーメイドのグローブを使用するのがおすすめです。自分のポジションや手の大きさ・形に合わせて作れるので、パフォーマンスの向上につながります。また。自分好みのデザインや刺繍なども入れられるのも嬉しいポイントです。
人気のメーカーで選ぶ
同じ軟式グローブでもメーカーやブランドによってデザインや性能が異なります。そのため、しっかり特徴をチェックしてから選ぶようにしましょう。以下に人気のメーカーをまとめたので参考にしてみてください。
- ミズノ
- ローリングス
- ゼット
- 久保田スラッガー
- アシックス
- アディダス
安い軟式グローブおすすめ人気10選
それでは、安い軟式グローブおすすめ人気10選をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
子ども用の安い軟式グローブ5選
少年野球や遊び用におすすめの安い軟式グローブ5選をご紹介します。
【ミズノ】セレクトナインSoft Plus 1AJGY13220 09
ミズノから発売された、少年野球向けの安い軟式グローブです。特殊ヒンジ構造の採用により、握りやすさが大幅に向上しています。また、天然皮革を採用しているので、長い期間使用できるのも嬉しいポイントです。
【ゼット】キャッチボール用グローブ BDG2212
汎用性の高いコスパ最強の商品です。衝撃を和らげるパッドが付いているので、手に優しい作りになっています。これから野球を始める方や親子でのキャッチボール用におすすめです。
【ローリングス】野球 グローブ JPL91 PL91SR-12/0
幼児向けのグローブです。幼児でも扱いやすい大きさとやわらかさになっており、デザインも本格的に作られています。トレーニングボールが付いているので、購入してすぐ使用できるのも嬉しいポイントです。
【サクライ貿易】FALCON FG-2311
操作性と耐久性に優れた少年野球向けの安い軟式グローブです。親指部分に特殊構造板を2枚搭載しているので、長時間の使用も可能。また捕球面には天然皮革を採用しているので、使えば使うほど手になじんできます。
【Takerei】野球 グローブ BQST-010
初心者の方や親子でのキャッチボールにぴったりの安い軟式グローブです。衝撃吸収素材が使用されているので、捕球時の痛みを軽減できます。カラーバリエーションが豊富に揃っており、大人用のサイズもあるのでおすすめです。
大人用の安い軟式グローブ5選
草野球や遊び用におすすめの安い軟式グローブ5選をご紹介します。
【ローリングス】オールラウンド用グラブ
デザインと機能面にも優れた大人用の安い軟式グローブです。表には合成皮革を使用していますが、裏に天然皮革を使用しているので、耐久性に優れています。草野球の練習やキャッチボールにおすすめです。
【ゼット】ライテックス BSGB3900
ゼットから発売された、左利き用の安い軟式グローブです。新軟式ボールに対応したグローブになっており、ソフトボールにも対応しています。草野球にも使用できるおすすめのグローブです。
【ミズノ】セレクトナインSoft Plus 1AJGR13207
外野手向けの安い軟式グローブです。特殊ヒンジ構造やDroll構造の採用により、握りやすさ・耐久性が大幅に向上しています。購入してからすぐ使用できるやわらかさも魅力です。
【サクライ貿易】Falcon FG-5717
安くて使いやすい軟式グローブです。合成皮革を採用しているので、やわらかくてすぐに使用できます。デザインもかっこいいので、親子・カップル・友人でキャッチボールをして遊ぶのにぴったりです。
【ジーピー】野球グローブ 58618
オールラウンドのコスパ最強軟式グローブです。非常に軽く、使えば使うほど手になじんできます。草野球やキャッチボールにぴったりです。カラーバリエーションも豊富で、右投げ・左投げ用どちらも揃っています。
激安商品を狙うなら在庫処分やセール品をチェック
とにかく激安のグローブを手に入れたい方は、在庫処分や中古・型落ちの商品がおすすめです。スポーツ用品店やAmazon・楽天市場などのECサイトでセール品をチェックしてみましょう。特に新作の発売時期に探すと、安い値段になっている場合もあるのでおすすめですよ。
グローブのお手入れにはオイルを
野球用のグローブは、乾燥すると革硬くなってもろくなってしまうので、オイルを塗布してお手入れするのをおすすめします。また、新品のグローブにはオイルがぬられていないので、購入した際オイルの塗り忘れには気を付けましょう。
まとめ
ここまで遊び用から少年野球・草野球向に適した安い軟式グローブの選び方や、人気の商品を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。軟式グローブにはさまざまなタイプのものが存在します。親子でのキャッチボールや草野球など用途に合わせて選び、野球を楽しんでくださいね。
※本記事に掲載されている内容はリサーチした時点の情報であるため、最新の情報と異なる場合があります。 商品の詳細等については、各ECサイトやメーカーよりご確認ください。